沿革

私たちグループGの原点は平成11年4月に小規模作業所(木馬会:ハンドクラフト杢)に通う利用者の送迎用として寄贈されたリフトバスを施設のみならず地域の方々にも有効利用していただきたいと当事者の運営による移送サービスの活動を始めたことにあります。
そして、その移送サービスも次第に拡大していく中で、地域に住む障害を持った方々の個々の能力や可能性を広げられるような事業をさらに展開していきたいという想いから、新規事業を盛り込んだ通所施設を平成12年4月に、新たにスタートさせました。
以来、移送サービスはもとより喫茶店の運営・パソコン関連事業・自主制作品の製造販売等の活動を通じ、そこで得られた知識や経験を個人やグループだけでなく、社会や地域へ提供できるシステムづくりを目指して活動しています。
また、従来任意団体である木馬会によって開設・運営されていましたが、平成19年1月1日より社会福祉法人もくば会の公益事業として傘下に入りました。

 

(略歴)
平成11年2月木馬会運営施設ハンドクラフト杢(八王子市元本郷町)に24時間テレビ・日本財団よりリフトバスの寄贈を受ける。
4月ハンドクラフト杢の活動の一環として移送サービス「グループG」を開始。
9月グループGを独立事業とするための準備会設立。
平成12年4月八王子市より通所訓練等事業運営費補助金の交付決定をいただき、八王子市西寺方町にて心身障害者通所授産施設グループG運営開始。
平成14年4月緊急整備費補助事業により喫茶シャトル併設。
平成15年2月社会福祉法人もくば会設立。
平成19年1月道運法改正に伴いGの授産事業として行っていた移送サービス部門を(福)もくば会の自家用有償旅客運送事業として独立移管。東京運輸支局より認可を受ける。同時に心身障害者通所授産事業も(福)もくば会の公益事業として任意団体である木馬会より移管。法人傘下に入り現在に至る。